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Mat.3 イエス・キリストさまを信じる

(マタイの福音書からのメッセージ、第3回です。本文は廃刊となりました月刊誌「ミーニング」に連載しておりました「希望の門」という藤巻先生のコラムより書き起こしています。)

イエス・キリストさまは、処女マリアより生まれ、神であって、人であって、そして、この地上の、罪深い人間の系図のただ中に入ってこられた。そして、モーセがエジプトから人々を導いたように、イエス・キリストさまは新しい神の民をお導きになったが、モーセとはちがい、イエス・キリストさまを信じる者には、律法が守っていける力が与えられる、と言ったのでございます。

イエス・キリストさまを信じれば、律法が守れるようになるとは、どういうことかと申しますと、イエス・キリストさまを信じますと、神さまが愛せるようになりますし、ふと気がついてみますと、人が愛せるようになるというのでございます。

私もイエス・キリストさまを信じる前には、高校一年の時に学校を中退いたしまして、そして毎日毎日、むなしい、絶望的な人生を送っておりました。家では母親を殴り、父親を殴り、兄とけんかをして、毎日を過ごしていたものでございます。どこの学校に行っても、勉強することが出来ず、どうにもならずにいたのでした。

そういう絶望の中に生きていた十九歳のときに、私はイエス・キリストさまに出会い、イエス・キリストさまを信じました。それから私は、神さまの恵みで、ある学校に入らせていただき、そこの友達がみんな好きになりました。友達がすきになったばかりではなく、先生も好きになりました。

(つづく)

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